カメコン闘病記

かめやんを買ったペットショップに数日後「ガマルス」を買いに行きました。かめやんがいた水槽のゼニガメは売れ行きがよく、残り1匹になっていました。特に小さくて元気のない個体が売れ残ったようです。

1週間後、またペットショップに行くと、その売れ残りのカメはまだそこにいました。やっぱり1匹だけの売れ残りを求めようとする人はいないのでしょう。なんだかかわいそうになり、私はそのカメを買って帰りました。それがカメコンでした。

最初のうちは「なんだか動かないカメだなぁ」と思う程度でした。しかし1週間ぐらい経って足の爪がぽろぽろ欠け始めて「やっぱりこれはおかしい」と思うようになりました。寝てばかりで餌も少ししか食べません。

カメコン1匹だけ飼っているのであればそんなに目立たないのでしょうが、かめやんがどんどん大きくなり日中は遊びまわっているのと比べて、カメコンはちっとも動かず、全然大きくなりません。足の爪は全部欠けてしまい、甲羅はぱりぱりとめくれるようになりました。クチバシは柔らかくて変形したのが大きく伸びるようになり、餌を採るのも難しいようでした。

1カ月くらい経って、あまり餌を食べないので強制給餌しようとピンセットで口に触ったら変形したクチバシは根元から取れてしまいました。とても痛々しかったですが、口の障害物がなくなったせいか、その日からカメコンの食欲が回復し「このまま元気になるかも」と期待を抱かせました。

ところが、1週間くらいするとまた餌を全然食べなくなりました。まぶたが腫れて目が見えていないようです。餌を食べないと衰弱する一方なので、再び強制給餌に踏み切りました。1日2回いやがる子がめの口に30分以上かけて餌を詰め込む日々がはじまりました。

強制給餌をはじめて4、5日経った朝、給餌の途中にカメコンは吐血しました。水槽に戻してもほとんど動きませんでした。気になりましたが用事があったのでそのまま出掛けました。家に戻ってみるとカメコンは水の中に顔をつけたまま呼吸しようとしませんでした。それで死亡しているのがわかりました。

病気の正体はよくわかりません。内蔵に生来の欠陥があったのかもしれません。また、日光浴が難しい室内で越冬させるということのムリが祟ったのかもしれません。


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